包茎の主な治療法として、包茎手術があります。
包茎手術は、基本的に余った皮を切り取るだけの簡単な手術ですので一時間くらいで終了し、日帰りで行える場合がほとんどです。
しかし手術自体はすぐ終わっても、傷が一日で治るわけではありません。
ですから術後のケアがとても大切なのです。
術後しばらくは痛みがある場合もありますので安静を心がけることが必要です。
また傷口は些細なことで炎症を起こしたり、感染症にかかったりしますので消毒などのケアも大切になります。
とくに浴槽では細菌が繁殖しやすいですのでしばらくは入浴を控え、シャワーなどで済ませておくことが絶対条件です。
入院がなく、さらには通院の必要もない手術は簡単ではありますがその分症状の変化やケア方法を指導してくれる人がそばについていてくれません。
だからこそ自分自身でケアをしっかりしておかないと、大変なトラブルを引き起こしてしまう恐れがあるのです。
せっかく勇気を出して包茎手術を受けたのだから最後まできちんとケアして気持ちよく完治したいですよね。
そのためにも術後ケアをしっかりと行いましょう。
包茎手術の術後はどう過ごす?
包茎手術自体は30分程度で完了し、日帰り手術における病院の滞在時間は1時間半から2時間程度で済みます。
術後は、事務や軽作業程度なら直ぐに仕事に行けるほどですが、幾つか気を付けたいことがあります。
まず、湯船に入っての入浴は1週間程度できません。
綺麗に見えるお風呂でも雑菌の温床になりやすいので、入らないでください。
全身シャワーが浴びられるのは4日目からで、それまでは、患部を濡らすこともしないでください。
また、激しい運動や肉体労働も2週間程度、制限を受けます。
サッカーやバスケットボールなどは行わず、工事現場での作業や運送業などもお休みしましょう。
患部が刺激される行為は避けたいので、自転車に乗ったり、バイクを走らせることも1週間程度はできません。
気になる性行為は1ヶ月経過してから可能になります。
アルコールなど刺激が強いものも避ける必要があります。
1ヶ月程度は飲み会があっても、烏龍茶で過ごしましょう。